01
聴く
まず5人でバリトンの地図を描き、必聴15枚で深さを取る。 カーネイ/チャロフ/マリガン/アダムス/キューバーから入る、迷わない聴き順。
5人ガイドへ直近で書いた記事。
「アドリブ最初の4小節が出てこない」のは、音が足りないからではなく「間を置く許可」をもらっていないから。Carney 3ヶ月深掘りシリーズ #1。月曜のジャムで「2小節休符 + 短いフレーズ1つ」を試す許可証。
バリトン特有の低音域の鳴らし方からスケール練習、コード進行への乗せ方まで、15年の経験をもとに実践的なステップを解説します。
Meyer → Otto Link → Jody Jazz → Berg Larsen ラバー115 の遍歴から取り出した、現役プレイヤーが「1本」を選ぶ4つの判断軸を書きます。
カーネイ・チャロフ・マリガン・アダムス・キューバー。スウィングからファンクまで5人を知ればバリトンの地図が描けます。初心者入門に最適。
スウィングの始祖から現代の名手、日本の奏者まで。セッティング情報付きで網羅した完全名鑑。随時更新中。
バリトンサックスを「低音補助役」から「主役」へと変えた始祖。エリントン楽団47年在籍、循環呼吸、Conn 11M の音の秘密まで徹底解説。
フォー・ブラザーズの一員として輝き、更生後の全力を注いで録音した不朽の名盤『Blue Serge』を残して33歳で世を去ったビバップの抒情詩人。
ピアノなしのカルテットでバリトンサックスを主役にした革命家。Birth of the Coolから晩年まで、マリガンの「軽やかで透明な革命」を徹底解説。
ガレスピー楽団でビバップ革命を支えた「チック・ブーン」の哲学。レスター・ヤングへの傾倒、波乱のキャリアと晩年の復帰まで徹底解説。
「ナイフ」と呼ばれたハードバッパー。Selmer Balanced Action 32年使用、Berg Larsen Metal で作り上げた「鋼のバリトン」。デトロイト派・ミンガス・Thad Jonesまで。
12種類以上の木管楽器を操るマルチ奏者。Baritone Madness とスノーヒル・バッフルが生む「バリトンの限界破壊」まで徹底解説。
スティーリー・ダン、エディ・パルミエリ、ミンガス・ビッグバンドで活躍。François Louisカスタム+Selmer Mark VI で現代バリトンの基準を作った巨人。
DownBeat Critics Poll バリトン部門7回制覇、VJOの看板奏者。Conn 12M + Vandoren V16 B9 で継ぐアダムスの系譜を徹底解説。
UNT One O'clock Lab Band、ジュリアード初代ジャズ課程、VJO——スマルヤンの系譜を受け継ぐ次世代の筆頭。Selmer SBA + Metal Berg Larsen 110/2 の哲学を解説。
熱帯JAZZ楽団の白いバリトン。バークリー留学を経てラテン・ジャズの最前線で活躍し、2016年に59歳で逝去。著書『「職質楽師」夢追い日記』まで徹底解説。
Vandoren・D'Addario・Rico・Légèreの特徴と、マウスピースとの相性、硬さの選び方まで具体的にアドバイスします。
初めて聴く方向けの入門盤からマニアックな上級盤まで、聴きどころとともに15枚を厳選して紹介します。
マウスピースを替える前に見直すべきは身体。15年バリサクを吹いてきた現役プレイヤーが、アンブシュア→体幹・姿勢→呼吸の順で「鳴らない・抜けない」の本当の原因を分解します。
中古バリトンサックスを失敗せず選ぶ核心は、タンポ目視ではなく「初音と中音域ロングトーンの倍音」。Mark VI を15年使う私が、試奏5秒で外す個体を見抜く判断軸を、Otto Link 失敗の記憶ごと言語化します。
大学4回生で中古楽器屋に立ち、15年使う Mark VI を選んだ私が、判定の核とした2軸——中音域 B♭〜D ロングトーンの倍音と、試奏初音の鳴りの死に方——を一次情報で書きます。
ハリー・カーネイの伝記を読んだ翌日、スタジオ1コマ45分で何をするかを分単位で書いた実装ガイド。今使っている機材はそのまま。循環呼吸は使わない。1軸=音色だけを追う3段階メニューを公開します。
「アンブシュアは緩めろ」「脱力しろ」は本当に正解か。バリサク歴15年の私が、尊敬する奏者(名古屋のバリサク先輩・Harry Carney・Pepper Adams)の音との対比で気づいた、耳の座標軸から逆算するアンブシュアの考え方を、現役プレイヤーの実例で書きます。
ジャズバリサクの「セッティングどうすればいい」「まず何を聴けばいい」「聴いた後どう練習する」——この3つの調べ物が日本語で揃わないのがずっと気になっていました。だからここは、評論や受け売りで終わらせず、自分で試した実機材と判断軸を中心に書く場所です(奏者紹介などは公開資料も参考にしています)。